ライター:アクティブウーマン留学センター
10月に春うららのオーストラリアへ2週間出張へいってまいりました。
南半球は日本と季節が逆なんですよね。日中は半そででいられるくらい暑かったです。。
慣れた国とはいえ、やはり毎日日本で暮らしていると、外国の感覚や記憶というのは風化していくもの。
久ぶりに行って、海外の空気を思い切り吸ってきました。
そして、私が好きなあの感覚、成田へついて“日本に帰ってきたんだ〜”という安心感、
京成スカイライナーへ乗るために久しぶりに日本円を出す瞬間、を楽しみました。
おもちゃのようなオーストラリアドルに慣れた後にみる日本のお札は、本当に立派です。もはやアートです。
オーストラリアへは毎年いっていますが、何しろ国が広いので一度に全部の都市へは行けないので
何度かに分けます。
今回はシドニー、メルボルン、パースを回りました。
私たち留学代理店の“出張”とは、実際に語学学校を回り、担当者と会ってプログラム内容を
確認したり、新しく提携する学校には、その学校の内部ツアーをして写真をとったりと視察します。時には生徒さんに混ざって授業を一緒に受けたりします。
上級クラスになると、ディスカッションが多くなります。
私のクラスでは、インド人の学生がプレゼンをしていました。それに対してアラブ人や台湾人の学生が
質問をします。
はっきりいって、どの生徒もお国訛りがきつい英語をはなします。
しかし実社会ではネイティブスピーカーのほうが少ないくらいなので、
そういう意味ではあらゆる国のアクセントの英語に触れることができる移民の国オーストラリアは
留学するには最適な国だと思います。
今回は看護留学に特化した学校さんと会って、病院見学をしました。
まさか私がオーストラリアの病院見学をするなんて、数年前には夢にも思いませんでした。
こういうおもしろい経験ができるのも、留学の仕事の特権です。
メルボルンにある聖ビンセント病院へ行きました。ここは看護留学の研修をしたり、レクチャーを開くところです。現役の看護師さんや医師が先生です。
オーストラリアの病院はまるで高級ホテルのよう。
私たちは入院棟へ行ったのですが、外来患者がいないので、とても静か。
カフェがあって大きな絵が飾ってあって、レセプションがあって。
看護師さんも白衣ではなく、ユニフォームのカラフルなシャツに紺のスカートやパンツなので
本当に病院という感じがしません。
5階のエレベーターボタンが押せないようになっているのですが、刑務所にいる犯罪者が病気になったときに収容する階なので、鍵がないと入れないのよ、と言われました。
おお〜・・・・うっかり紛れ込んだら大変です(汗)
オーストラリアでは外国人看護師は再度国家資格をとる必要がありません。
日本での資格と臨床経験がそのまま認められるので、あとは専門英語をクリアするだけです。
永住権もとれるし、お給料も休暇も待遇が全然いいし、アメリカよりも断然簡単です。
留学に興味がある看護師さんはぜひオーストラリアを検討してみてくださいね。
オーストラリアはやはり人が温かく、陽気で、適当で、すべては自己責任で、とにかく大きくて。
そんなTake it easyな国が好きです。
詳細 アクティブウーマン
代表 桜井彰子