第37回 発音と連動する総合英語力
2014年7月15日(火)
こんにちは!山本圭美(まみ)です。
発音を教えている生徒の中には、とても感性が豊かな女子中学生たちがいます。
IPAも難解な発音記号とは捉えずに、ひとつひとつあだ名をつけて擬人化して身近なものにしていく。なんという発想、すごく賢い。
リエゾンにする基本ルールが子音と母音のつながりにあるとわかったら、どんどん半円マークを書き込んでいく。「なんだか音楽みた~い。楽しい、面白い~」と音読の際のストレスやイントネーションのアップダウンも恥ずかしがらずに面白がっていて声を出す。
肝心の発音も、授業の録音を聞き込んで練習しているという。結局は筋肉運動なので日々鍛えていると筋肉が形を覚えてくれる。そうやって、発音・発話、つまり話すことに自信がついてくると、「聞く・書く・読む」総合力にもよい影響がでてきます。自分が話せることは比較的聞きりやすくなります。
聞き取れれば、それを書き取ることができる(スペルがわからなくても手がかりができます)そして、それは単語や語法、文法といったこととして、興味に応じて調べて理解することができる。再び自分でそのフレーズを使うこともできる。こんなサイクルができてきます。
彼女たちは、発音悪くても通じればいいんでしょ、という発想の同級生が今一番腹立たしい存在らしい。喧嘩売っちゃだめよ(笑)
今日もよい一日を♪