第35回 歌の発音 こうでなければ・・はない
2014年6月12日(木)
こんにちは!山本圭美(まみ)です。
ジャズやポップスなど英語詞で歌うことを趣味としていたり、習っている人から質問いただくことがあります。
例えば「~というふうに、この発音は習ったのだけれど、でも、〇X(有名なアメリカ人歌手)が歌っているのは~ではなくて、こう聞こえます!」 発音上達の観点から聴き込む作業も大事ですが、一人のネイティブシンガーだけでなく、たくさんの(発音)を聞き比べてみてください。
人の発音はとても個性的なものです。日本語でも、サザンの桑田さんのような歌い方もあれば、由紀さおりさんのような歌い方もあるわけです。同じ人でも曲想によっては「わたし~」と歌うこともあれば「ぅわたし~」「あたし~」と歌うこともあるでしょう。
音楽を含めて芸術の面白さは、1+1=2でなくてよいところ。もちろんそのジャンルに応じた美学の許容する範囲とか、そのルールをはずすとそれは芸術ではくて「独りよがりになるということもありますが・・・。
発音に置き換えて考えても同じかも。「意味が通じると」いうミニマムラインは超えた上で、その人の個性を出しつつ歌えたら素敵ですよね!
今日もよい一日を♪