第32回 歌の技術のひとつとしての発音(/r/ について ①)
2014年5月13日(火)
こんにちは!山本圭美(まみ)です。
話す際は言わずもがなですが、唄う際にも英語のあの/r/(注)の音はとても扱いが難しい。
日本人だけでなくて、英語ノンネイティブにはそれぞれ母国語の癖があるので/r/ の発音は、個人の癖も含めてきっと何通りもあるかもしれません。ちなみにスペイン人やイタリア人やドイツ人など欧州の国のR(注)のつく言葉を想像してみてください。
べらんめい口調のようなRやペロリっと1回だけ舌をはじくR や、のどひこが鳴るRなど色々ありそうです。
フィリピン人は英語が公用語ですし、発音もあまり母語の癖がないほうだと思いますが、それでも/r/の発音は「舌の巻きが強い」と思います。そしてわれわれ日本人。日本語のら行は/r/とも/l/ともつかないどちらにも聞こえる音のようです!
(注:/r/は発音記号、Rはつづり字rを意味しています。)
今日もよい一日を♪