第26回ファザーから　father へ　その2

2014年3月31日(月)

こんにちは！山本圭美（まみ）です。

皆の雰囲気が変わったというのは、こんな例え話。

「みんなの学校にアメリカからの転校生メアリーが来て、日本語を勉強中だとするよ。

その子はひらがなや漢字も勉強しているの。

で、ある日、みんなに『犬きな家』と書いた紙を見せたら、みんなはどう思う？

あ、大きな家と書こうとして『犬』になってる。

そして違うよって教えてあげるよね、『いぬきな家』になってるよって。　

でも、もしメアリーが『点、ひとつあるくらいいいじゃない。

たいして変わらないよね。

それにみんなもこれは大きい家ってわかってくれたもん。』と言ったらどう思う？

たしかに、ほんのちょっとのことだけれど、意味は違うし、間違った文だよね。 

３回注意しても直らなかったらどうだろう。

言いたいことは分るから、もういいや、もう言わないでおこう！そうならない？　

話すことと、綴りという違いはあるけれど、皆がthの発音を、できるのにもかかわらず/z/の音でファザーと発音するのは、犬（いぬ）きな家でもいいや、ってことと同じだと思うよ」・・・・　続く

今日もよい一日を♪