第21回 英会話ネイティブ神話 その4
2013年11月 7日(木)
こんにちは!山本圭美(まみ)です。
ネイティブならきっと分かると思う発音も、彼らには当然過ぎて、???という反応をされることがあります。
「R」の発音やリエゾンなど(例えば、an apple を アン アップル と言わずに、アナッポー という感じで発音すること)も、あらためて、どういうふうにするのか説明を求めたりすると「え、え、え??ちょっと待って・・」という雰囲気。そりゃそうです。
もし日本語を勉強中の外国の人が「運動(うんどう)の「ん」の発音と、蒟蒻(こんにゃく)の「ん」の発音と、秋刀魚(さんま)の「ん」の発音って 違うのですか?」と、日本語ネイティブだからといって街ゆく人をつかまえて聞いても多分?????という反応でしょう(これらの発音、実は違うのです)。
「洗濯機はせんたくき?それとも、せんたっき?・・・日本語はつづりと発音が一緒だと思っていたけれど、違うんだね」そう問われて即答できるのは、音声学の勉強をしたことのあるごく一部の人だと思います。
汗かいちゃいます。
英語のネイティブの先生がPhonetics(音声学)を専攻していたとは限りませんよ。
ネイティブオールマイティー神話を鵜呑みにしないでくださいね。ネイティブ先生の良さと日本人先生の良さ、ともにあるのです。
今日もよい一日を♪