個人でサロンを運営しているAさん、彼女も初級レベルの英語力です。
でも、時間があるときはなるべく英語を聞くようにしているそうです。
レッスンは、週１回くらいのペースでした。
ある日、ご近所の外国人の奥様がきました。
カタコトでなんとかコースの内容などを話し、その日は基本コースを受けていただくことができました。
その日の夜から彼女は、コースの内容や日頃日本語で説明していることを英訳してレッスンのたびに講師にチェックしてもらいました。
その内容を覚えたら、今度は発音チェックとどんどんエステに関する英語力が高まってきたころ。。。。
その想定外のお話しとは。。。。。なんと「社員になりませんか。英語を使う部署に異動してほしいと思っています。
英会話のレッスンは会社が費用を負担するので、半年である程度までできるようになってほしい」というお話しでした。
彼女は、期待の添えるかどうかわからないけど、チャンスだと思い「ぜひ、御願いします」と即答したそうです。
その後、かなりがんばって無事異動できたそうです。
彼女の上司が日頃の仕事ぶりを見て、自分が異動するときには、一緒に連れていきたかったと後から聞いたそうです。
その上司は、「英語力に正直不安はあったけど、初級レベルの基礎力があればあとは、半年あればなんとかなると思っていた」と言われたそうです。
その後新しい部署では、数字も扱うので、簿記を習いに行ってるそうです。
初級レベルの英語力があれば「基本はあるからあとはなんとかなるだろう」と相手に思わせることができるんですね。
どこにチャンスがあるかわからないので、「自分の英語力では・・」とネガティブに思わないで、「あとはなんとかなる」くらいの気持ちでチャレンジすると思わぬ展望が見えてくるかもしれません。
今回も前回と引き続き初級レベルだけど、「おいしい転職」を経験した女性の事例です。
私がキャリア面談した女性のお話しです。
英語は、初級でしたがまじめにコツコツ勉強していました。スクールに通ったり、辞めたりと色々でした。
派遣会社からの紹介で、ある大手専門事務所で事務職の仕事につきました。他の派遣社員のまとめ役も任され仕事の調整など色々な経験ができました。
6ヶ月位経った頃、もっと英語を勉強して仕事に役立てるつもりはあるかと聞かれ、現状の英語レベルと勉強の状況を話しました。
何分にも初級だし。。。と思っていたら想定外のお話しが。。。。次回に続く。
第3回 英語はちょっとだけしかできないけど。。。パソコンインストラクター編
今回も初級レベルだけど、「おいしい仕事」を経験した女性の体験談です。
パソコンスキルは、MOSのマイクロソフト・オフィス・マスターという資格を持っていました。
あるクルーズ船に「パソコンインストラクター」として乗務してほしいという依頼が派遣会社からきました。
お食事はお客様と同じレストランで、お部屋はクルーと同じフロアという条件でした。
肝心の仕事は、日本人のご高齢のお客様向けに写真やメールの送り方を教えるという内容でした。
英語は初級レベルの日常会話で充分とのことでしたので、応募して見事合格。
海外を周りながら、色々な知り合いも増え楽しい仕事だったそうです。
初級レベルだからと言ってあきらめないで、チャレンジすると未来は開けるというステキな事例です。
お1人でエステサロンを開いてる女性の実話です。
近くに住むアメリカ人の女性が来ました。初級レベルでしたが、なんとか通じたようで、その後何回か来てくれました。個人的にエステサロンで使いそうな言い回しや単語はそれ以来コツコツ勉強するようにしたそうです。
アメリカ人女性が友人たちを紹介してくれるようになり、そこから口コミで１人のサロンとしては、十分な人数を確保できるようになりました。
初級レベルでも自信をもってチャレンジしてその後もコツコツ積み重ねいけばちゃんと仕事として役立つ英語力はついてきます。
初級レベルだからと言って尻込みしないで、1歩前にでることが大事ですね。
リセットイングリッシュ倶楽部の高村祐規子です。
8月から月・水・金に『稼げる英語』というコラムをお届けします。
「いまさら。。英語で稼げるなんて・・・」という方もいるかと思います。
現実は、まだまだ英語ができることは「武器」になります。
ビジネスマン1,000名の調査では、「英語ができる人とできない人の年収差は約209万円」という結果も出ています。
今の仕事や将来やりたい仕事に英語力をプラスするとどのくらい年収が増えるのか、考えたことはありますか？
一生の武器となる「英語」、確かに地味に単語を覚えたり大変ですよね。でもそれなりの見返りはあります！！